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ボディビルのポーズ名&歴代ミスターオリンピアを一挙にまとめてみる

まとめ

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ボディビルという競技について詳しく知っている人はあまり多くは無いかと思う。世間一般には「笑顔のマッチョがパンツ一枚でポーズしている」程度にしか認知されていないかも知れない。人によっては気持ち悪と思っているかも知れない。ボディービルダーの筋肉なんて”見せ筋”だと言う人もいる。ぼくはこれらの意見に声を大にして異論を唱えたい。ボディビルは素晴らしい”スポーツ”であると。

そこで、今回はボディビルについて少しでも知ってもらいたいという思いを込めて、ボディビルの規定ポーズ名や歴代オリンピアを初めとした、ボディービルダーの紹介などボディビル競技に関してまとめてみようと思う。

この記事を読み終えた時に、ボディビルを少しでも好きになり、筋トレ、初めてみようかな…と思っていただけたら、ぼくは嬉しい。

 

 

 

ボディビルのポーズ

ボディビルの大会では規定ポーズと自由に筋肉をアピールするフリーポーズの2つを審査する。どちらも名前の通り。大会によって入っていないものもあるが、一通りポーズをまとめる。

 

リラックス・ポーズ/Relax pose

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リラックスしていてもこんなに筋肉があるんだぞ!とアピールするポーズ。見ての通り全身に力を入れている。ボディビルの基本姿勢。

 

 

 

フロント・ダブルバイセップス/Front double biceps(規定ポーズ)

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Bicepsとは上腕二頭筋の事。上腕二頭筋は、いわゆる”力こぶ”の筋肉の事。もちろんそれだけでは無く、大腿部や腹筋、全てが審査の対象になっている。ボディビルと聞くとこのポーズを連想する人も多いのでは?

 

 

 

フロント・ラットスプレッド/Front lat spread(規定ポーズ)

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Latは広背筋の事。まるで羽のように広背筋が広がっているのが見える。Spreadは広げるとかそういった意味がある。

 

 

 

サイド・チェスト/Side chest(規定ポーズ)

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Chestは胸の事。名前の通り胸を強調したポーズを横から見るのだが、実際には腕、肩、そして下半身が重要。こちらも名前まで知らなくても、一般的な知名度は高いのではないかと思う。

 

 

 

バック・ダブルバイセップス/Back doudle biceps(規定ポーズ)

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先ほど紹介した、ダブルバイセップスポーズを後ろ向きで行うポーズ。背中回りに一気に筋肉が密集して凄いことになっている。しかし、ケツ、ハムストリング(モモ裏)、カーフ(ふくらはぎ)も忘れてはいけない。

 

 

 

バック・ラットスプレッド/Back lat spread(規定ポーズ)

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先にも登場したラットスプレッドを後ろから。逆三角形の上半身をアピールする。もちろん下半身も重要だ。

 

 

 

サイド・トライセップス/Side triceps(規定ポーズ)

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トライセップス(Triceps)とは上腕三頭筋の事。上腕三頭筋は力こぶになる上腕二頭筋の反対の筋肉だ。ちなみに上腕二頭筋より上腕三頭筋の方が大きい筋肉なので、太い腕を作るには上腕三頭筋を鍛えた方が効率が良いと言える。この写真だと左のフィル・ヒースのキレが凄い。右のカイ・グリーンもサイズは凄いがヒースと比べて上半身が甘いように見える。

 

 

 

アブドミナル & サイ/Abdominal & thighs(規定ポーズ)

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これで規定ポーズは最後。アブドミナルは腹筋、サイは脚。その名の通り腹筋と脚を全面に押し出したポーズ。腹筋に関してはどれだけ絞れているかがキーで脚はサイズとカットが評価される。バルク型(サイズで勝負するタイプのビルダー)は腹筋が甘いことが多いので苦手とする場合が多い。

 

 

 

モスト・マスキュラー/Most muscular

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このポーズの意味は”最も力強い”だ。大会を主催する団体によって規定ポーズに入っていたり入っていなかったりだが、ボディビルの象徴と言えるポーズではないだろうか?他のポーズでは笑顔でいることが多いが、このポーズの時はアドレナリン全開で力強い表情でポーズを決める。

 

メジャーなポーズはこんなところだろ思う。他にもオリバーポーズやクリスマスツリーなどいくつかの種類がある。

 

 

 

歴代 ミスター・オリンピアの紹介

Mr.orympiaとはボディビル最高峰の大会の事。出場するには以下の条件のどれかを満たす必要がある。

  • 過去にミスター・オリンピアで優勝している選手(最後に優勝したのが5年以上前の場合、承認が必要)
  • 前年の同大会で6位以内に入賞している選手
  • その年のアーノルド・クラシックで6位以内に入賞している選手
  • その年のニューヨーク・プロフェッショナルで5位以内に入賞している選手
  • 上の条件に当てはまらない、前年のミスター・オリンピア以降のIFBB(ボディビルの団体)主催の大会で3位以内入賞者。
  • マスターズ・プロフェッショナル・ワールド・チャンピオンシップの優勝者
  • 上記に当てはまらない、主催者が選んだ1名(特別招待選手) 

これらの選手でその年、最高のボディービルダーを決める大会がミスター・オリンピアだ。

 

ラリー・スコット 1965~1966年

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初代オリンピアに輝いたボディービルダー。腕のトレーニングで有名な選手でプリーチャー・カールは別名、スコット・カールと呼ばれている。今から60年前でこの筋量は凄いの一言。2014年に亡くなっている。

 

 

 

セルジオ・オリバ 1967~1969年

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真ん中の写真と名前で気付いた人もいると思うが、あの格闘漫画「範馬刃牙」に登場するビスケット・オリバのモデルと言われる人物。真ん中の写真のポーズが、かの有名な”オリバ・ポーズ。

ボディビルダーとしては現代でも通用しような筋量に加えてなんと言ってもシェイプされたウエストと圧倒的な広背筋が生み出す”逆三角形”の上半身だろう。全盛期のデータでは胸囲が146cmで腹囲が71cmだったとされている。

有名な逸話としてはプロ転向後のアーノルドシュワルツネッガーを唯一破っている(1969年)事や、夫婦喧嘩で奥さんに拳銃で5発打たれたが生きていた事が有名。

 

 

 

アーノルド・シュワルツェネッガー 1970~1975年.1980年

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間違いなく最も知名度の高いボディビルダー。プロ転向後初参加のオリンピア1969年にオリバに敗れて以降、オリンピアの舞台で負けていない。史上初の6連覇と言う記録を打ち立て引退し俳優業に力を入れる。そして80年のオリンピアで突如、現役復帰し通算7度目の優勝。

しかし、この優勝が非常に物議を醸すことになる。明らかにコンディションが甘く、映画の宣伝の為の人気優勝と揶揄され、後に審査員がアーノルドと親交のある人物に変更されていた事などもあり、大論争を巻き起こす事になる。

この大会で間違いなく優勝だと言われていたマイク・メンツァーと大会後にトラブルがあったとも言われ、2人は犬猿の仲とされた。

 

 

 

フランコ・コロンブ 1976,1981年

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大胸筋の発達が素晴らしいボディビルダー。身長が165cm、体重83kgとボディビルダーの中ではかなり小柄な部類だが、非常に力が強く、デッドリフトで300kg以上を引いていたと言われている。

 

 

 

フランク・ゼーン 1977~1979年

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歴代オリンピアで”最も美しい”身体を持つ男。巨大化が進むボディビルダーの中で175cm、84kgと小さいが圧倒的なバランスの良さが武器。日本のトレーニーでもファンが多い。お腹を引っ込ませるバキュームポーズが有名。カッコイイ身体とはこう言う身体を指すのだとぼくは思っている。

 

 

 

クリス・ディッカーソン 1982年

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オリンピア史上、最高齢で優勝したボディビルダー。

 

 

 

サミール・バヌー 1983年

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90キロ台最後のオリンピア。ここから筋量重視の大型選手の時代が始まる。

 

 

 

リー・ヘイニー 1984~1991年

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1984年にデビューしオリンピア史上最年少の24歳で優勝し、引退するまで8連覇という偉業を成し遂げた伝説のボディビルダー。全ての大会で2位以下になったことがない、まさに伝説と言えるボディビルダー。

 

 

 

ドリアン・イエーツ 1992~1997年

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「シャドー」のニックネームを持つ寡黙なボディビルダー。圧倒的な筋量を誇る、筋量重視の先駆け的存在。地下の牢獄の様なジムで超高重量×低セット数のヘビーデューティートレーニングを実践し、その肉体を作り上げた。

ルックスが優れている事から映画出演のオファーも多かったが全て断り、オリンピア以外の大会に出場することも少なく、シュワルツネッガーから「ファンサービスが足りない」と発言された事もある。最もこれは、シュワルツネッガーが主催するアーノルド・クラシックへの出場を断ったことが理由として大きいと言われる。

 

 

 

ロニー・コールマン 1998~2005年

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歴代最強との呼声も高いボディビルダー。リー・ヘイニーと並ぶオリンピア8連覇の記録を持つ。筋量に関しては未だに歴代最高と言われ、特に2003年と2005年は圧巻。弱点は腹筋の形と内蔵肥大による隆起が目立つ事。

トレーニングは超高重量で有名なのは1トンでもレッグプレスなどがあげられる。次に紹介するジェイ・カトラーとの名勝負はオリンピアの歴史に残るライバル対決だ。

2003オリンピアのロニー・コールマン動画

1:11あたりのラットスプレッドの時の僧帽筋の盛り上がり方がおかしい…

 

そしてロニー・コールマンの集大成と言える2005年

 

 

 

ジェイ・カトラー 2006~2007、2009~2010

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ロニー・コールマンがいたために常に2番手に甘んじていたジェイ・カトラー。ロニー・コールマンがリー・ヘイニーの持つオリンピア8連覇を超えるか?が注目された2006年オリンピア。ロニー・コールマンの9連覇を阻止したのはジェイだった。

圧倒的なバルクが特徴でルックスもいい。ロニー・コールマン最大のライバルと言えるボディビルダー。

 

 

 

デキスター・ジャクソン 2008年

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「BLADE」のニックネームを持つ非常にバランスの優れたビルダー。どのビルダーにも弱点が存在するが、デキスター・ジャクソンにはそれがない。筋肉のシンメトリー(左右対称)、セパレートの深さ、どれをとっても素晴らしいが、2000年台のボディビルは巨大なモンスター級のバルクを持つ選手が常に勝利する時代であることもあり、上位には入賞するものの、優勝することは出来なかった。

しかし2008年より、極度の薬物使用により内蔵肥大した腹部が減点の対象となった事もあり、再びボディビル本来の”美しい身体”が評価され、念願のオリンピアを手にする。2015年も2位に入るなど実力派のボディビルダー。身長が165cmと低い。

 

 

 

フィル・ヒース 2011年~

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現在進行形でオリンピア5連覇中の現代のトップビルダー。筋量、バランス、セパレーションどれをとっても一級品。特に砲丸の様な丸みをおびた肩は歴代ボディビルダーの中でも最高だと個人的には思っている。どこまで連覇を伸ばせるかに注目。

 

 

 

まとめ

今回は少しマニアックな競技である、ボディビルについてポーズや有名選手についてまとめてみた。ネットの動画やテレビでボディビルを見る機会があったら「あっ!このポーズはフロント・ダブルバイセップスだ!」とか思いだしてくれたら、この記事を書いた甲斐があるというものだ。

今後もボディビルダーの食事やトレーニング風景、ボディビルダーの名言集、日本人のボディビルダーなどボディビルに関するまとめ記事を書きたいと思うので呼んで頂けたら嬉しい。

 

 

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